【読み方】:オーエルティーピー
OLTPとはOnline Transaction Processingの略称であり、情報システムの処理形態の1つである。ネットワーク経由でのクライアントからの大量リクエストデータを高速に処理することができ、クライアント数の多い金融業や通信業等のメインとなるシステムに採用されている。
OLTPという処理形態は汎用機が中心だった時代から存在し、現在ではUNIXやLinux等のオープン系システムでも利用されている。多くはデータベース管理システムと連携しており、トランザクション単位でデータ整合性を保証しつつ処理を行う。
なお、トランザクションとは、クライアントからの要求からサーバが処理を返却するまでのひとまとまりの一連の処理過程のことである。
OLTPに特化したミドルウェアもあり、高速処理と高いデータ整合性が特に求められる領域で活用されており、サービスのパフォーマンスと可用性の向上に寄与している。