【読み方】:アセスメント
「アセスメント」とは総じて言えば「事象に対する評価」を意味する言葉である。
多くの分野で様々なニュアンスで用いられる用語であるが、情報システム分野においては開発の与えるインパクトや対策を見積り、評価するという意味で用いられる。
アセスメントの対象は情報システム脆弱性に関するセキュリティ面、情報システム導入による経済性メリットの効果などが挙げられる。
アセスメントでは定量的及び定性的の両面から評価することが多く、様々な評価手法が提唱されている。
なお、情報システムにおけるアセスメントでは経営戦略に立脚した情報システムの管理(ITガバナンス)が必要であり、そのような包括的な観点からコンサルティングサービスを提供するITベンダーもある。
特に情報システム投資は規模に応じて開発及び運用費用が膨大になるケースが多く、費用対効果測定については専門的知見が不可欠となる場合が多い。