【読み方】:オンプレミス

「オンプレミス」とは情報システムを自社で導入し運用していく形態のことである。

近年、自社の情報システムを導入、運用していく際に
クラウドコンピューティングやSaaS、PaaSといった自社の管理外のサービスを利用するケースが普及してきており、それに対比される用語としてオンプレミスという用語が認識されるようになった。

オンプレミスでは情報システムが完全に自社管理下に置かれるため、
機能変更などカスタマイズに柔軟性があることや、
セキュリティ上のリスクが低いといったメリットがある。

ただし、オンプレミスではハードウェア導入や保守運用等のコストが増大になりやすいというデメリットがある。

一般に情報システムを有する企業は、
自社の業務ノウハウが情報システムに反映されているため、
セキュリティ上のリスク管理を重視する企業ではオンプレミスの形態を採用し続けるケースもある。