【読み方】:レプリケーション
「レプリケーション」とはデータベースの内容を別のデータベースに複製(レプリケート)し、その内容を常時同期させておく機能である。
データベース管理システムが有する機能の一つ。
レプリケーション機能を利用することで、データベースに障害が発生しても複製されたデータベースに運用を切り替えることで、業務をストップさせることなく運用を続けることが可能となる。
また、データベースへの同時アクセスが多発した場合においても、負荷分散として複製されたデータベースでも処理を行わせることで、パフォーマンス低下を防止することができる。
更に複製先のデータベースを遠隔地に設置することもあり、災害対策の一環としてそのような措置が採られることがある。
なお、類似の用語にバックアップがあるが、バックアップの場合は複製はするものの常時の同期は行われないため、障害等で復旧した場合は一定期間前のデータが復元される。