【読み方】:マテリアライズドビュー

マテリアライズドビューとは、データベースへの再問い合わせが不要な検索結果閲覧ビューである。

ビューとは、データベースのテーブルに対して何らかの条件でデータを抽出し、結果をユーザーに表示したものである。

通常このビューは、参照された後はシステムによって破棄されるものであり、そのためビューを再参照したい場合はその都度データベースへ問い合わせる必要がある。

これに対し、マテリアライズドビューでは、一旦作成された後はメモリ上にキャッシュされるため、再度参照する場合はデータベースへの問い合わせが不要になる。オリジナルのデータに変更が行われた場合は、マテリアライズドビューにも反映される。

この仕組みにより、同様なデータ抽出条件で何度もデータベースへ問い合わせを行う場合は、マテリアライズドビューを使用することでデータベースアクセスという負荷の高さを軽減させることができ、パフォーマンスの向上に役立てられる。