【読み方】:リレーションシップ
リレーションシップとは、一般に「関係」を意味する用語で様々な領域で使われるが、情報システムの分野では特にリレーショナルデータベース管理システムにおいて、テーブル同士を関連付けることを意味する用語である。
リレーショナルデータベースでは、行(row)と列(column)の二次元の表(テーブル)でデータを管理するが、複数のテーブルを組み合わせることで広がりのある構造をもったデータ群を表現することが出来る。この時テーブル同士を結びつける際は、一方のテーブルに主キーとなるフィールドを設定し、もう一方のテーブルではその主キーに対応するフィールドを結合させる。
この方式により、テーブル一つに対して別の一つのテーブルを、もしくは複数N個同士のテーブルを結びつけることが可能になる。
このように、リレーションシップは、リレーショナルデータベース管理システムにおいて要となる概念である。