【読み方】:ブレードサーバ
ブレードサーバとは筐体に抜き差しが可能な薄型のサーバである。
従来のラックマウント型と異なり、電源や各種外部インターフェイスがサーバ本体ではなく専用の筐体側に実装されており、ブレード(刃)の様な薄型形状のサーバをハードディスクのように複数台差し込む形で使用する。
この形態により、従来型のサーバよりも省スペース性に優れ、非常に多くのサーバを集積することが可能になる。また、電源モジュールや冷却ファン等が筐体単位で共有化されているため電力効率に優れており、外部インターフェイスの共有化により配線取り回しも容易となる。そのためハードウェアの保守も円滑に行うことが出来る。
ブレードサーバを提供するベンダーによりその特徴は異なっており、仮想化に適したものや信頼性に重点を置いたものなど様々で、情報システムの目的に応じて適宜それらを採用する。