【読み方】:ウツミノナカノウツミ

「内海の中の内海」とはジャイアンツ原辰徳監督がラジオ内で発した言葉である。

それまでも「論ずるに値しない(論値)「偽侍」など
個性豊かな言葉で内海を評していた原監督であったが
2011年10奪三振で完封勝利チーム一番乗り果たした内海に対して
「投手としての鑑でしょうね。まさに内海の中の内海ですよ」
と発した。

それまでつれない態度を取っていたこと、開幕投手を東野に任せたこと、
澤村らと比較する発言が多かったことなどから話題となった。

この1戦でエースとしての自信をつけた内海はその後も勝ち続け、
2011年はキャリアハイとなる18勝をマーク。

自身初となる最多勝のタイトルも獲得し見事期待に応え投手陣の中心選手へと成長した。