【読み方】:データウェアハウス

データウェアハウスとは、企業活動で発生した情報を蓄積し、後に分析するための元データを格納する大規模データベースのことである。このデータベースを元に各種分析や意思決定を円滑に行うことができるため、意思決定支援システムの中核的要素とも言える。

例えば小売業の場合、業務で発生するデータには売上や顧客属性、在庫など多種多様存在するが、それらのデータを時系列的にデータウェアハウスに蓄積していく。そしてデーテウェアハウスに蓄積されたデータを、情報システムの各機能(販売管理や在庫管理等)から参照、加工することにより、多角的なデータ解析を行うことが出来る。

情報システムの各機能ごとにデータを蓄積するのではなく、データを一元管理することで機能を横断して柔軟にデータ分析を行うことが可能になる。

そのため、データウェアハウスでは、データを蓄積することに特化しており、更新処理を行わないという特徴がある。