【読み方】:コンティンジェンシープラン

コンティンジェンシープランとは、災害や事故などの非常事態が発生した時の対応計画のことである。「危機管理計画」や「緊急時対応計画」などと表記されることもある。

自社のサービスを継続する上で、様々なインシデント(事件やハプニング)を想定しておくことは不可欠である。そのため、前もって想定しうる災害や事故を洗い出し、それらについて対応策を検討することが行われる。特に情報システムに依存したサービスの場合は、バックアップシステムの準備、不正侵入や情報漏洩に対するセキュリティ強化、フォールトトレラントシステムなど可用性に優れたアーキテクチャを採用するなどが検討される。

ただし、存在するインシデントの全てに対応するのは予算的にも工数的にも現実的ではないため、どこまでのリスクに対応するかを自社のポリシーに準じて策定する。