【読み方】:インテグレーション
「インテグレーション」とは統合、統一などを意味する単語であるが、情報システムの分野では複数のコンポーネントを組合せて一つのシステムとして構築する意味で使用される用語である。
このインテグレーションを行う事業者をシステムインテグレータと呼ぶ。
インテグレーションでは、様々なハードウェアやOS、アプリケーションを組み合わせるだけでなく、それに先立ち情報システムが対象とする業務の分析を行う必要がある。
また、システム構築後の保守運用もインテグレーションに含まれ、総じて情報システムの全工程が対象となる。
そのためインテグレーションを行うには情報システムに関する要素技術の知識のみならず、対象業務を分析することが出来、また場合によってはコンサルティングにより業務改善を提案するスキルも求められる。
そこでシステムインテグレータには、製造、流通、金融、通信など業種に応じて部門分けされている事業者もあり、それぞれの領域の専門性を持ったシステムエンジニアがインテグレーションに携わっている。