【読み方】:ナレッジマネジメント

「ナレッジマネジメント」とは、個人が保有する知識やノウハウを全社的に共有化する管理手法のことである。

一般に個人が保有する知識は「暗黙知」と呼ばれ、その知識は体系化されておらずドキュメント化もされていないことが多い。

しかし、その暗黙知は企業経営に有益なものが多いため、その知識を組織を横断して共有し各業務に適用し、学習させていくナレッジマネジメントのプロセスが求められるようになった。

そして、そのプロセスを実現化させるものとしてグループウェア等のナレッジマネジメント支援システムが開発された。

システムには電子掲示板やドキュメントデータベースなどが実装されており、それら機能によって情報共有が促進される。

なお、ナレッジマネジメントを通して知識が共有化され、さらなる発展的な知識へと昇華したものは「集合知」と呼ばれており、事業展開をする上で重要な要素とされている。