【読み方】:アクティブディレクトリ

「アクティブディレクトリ」とは情報システム配下の様々なリソースやユーザーを一元的に管理するディレクトリサービスであり、Window Serverの持つ機能の一つである。

Windows 2000 Serverから組み込まれた。

アクティブディレクトリには多様な機能が含まれているが、主なものとして情報システム配下のリソースの検索を行い易くするディレクトリサービス、ユーザー認証機能、ファイル共有機能などが挙げられる。

従来、企業内等でのLANにてWindows NTによるリソース管理が試みられていたが、同一PC名が利用不可であることや、管理できる端末やユーザーの数に制限があるなどスケーラビリティの面で問題があった。そこで、大規模組織にも対応でき、なおかつWindows NTの持つ管理機能を受け継いだ形でアクティブディレクトリが開発された。