【読み方】:オルタニングゲンショウ

「オルタニング現象」とは比較的大きな粒状の氷を主成分とする雲が大気中に停滞することによって、移動速度が速い他の雲をあたかもかき分けているかのように見える、という架空の現象である。

元ネタは2chにおける2011年12月10日に立てられた「オルタニング現象?東京で雲が落下。」というスレッド。
「葛飾区より
雲が落っこちてきた?」
との書き込みと共に雲が落ちているような画像が掲載された。

これを受けて以下の様なやりとりが行われた。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 15:20:25.82 ID:KhtscGvlO
オルタニング現象?そんなん調べてもでてこんぞ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 15:21:50.84 ID:3L1GlAad0
オルタニング現象はマジでやばいからネットからじゃ辿り着けない情報

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 15:26:29.46 ID:XGpqD0k90
633 名前:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone)[sage] 投稿日:2011/12/10(土) 14:50:24.97 ID:sNE8cju80
オルタニング現象

比較的大きな粒状の氷を主成分とする雲が大気中に停滞することによって、移動速度が速い他の雲をあたかもかき分けているかのように見える現象。
シベリア東部、中国東北部など寒冷地で多く観測され、日本ではほとんど報告がない。
1909年、東エセックス科学大学のクライブ.D.オルタニング(1856-1924)が初めて観測したことによりこの名がある。

しかし、実際にそのような現象は存在しておらず、上記内容にも「東エセックス科学大学」など明らかに虚偽と分かる部分がある。実際にWikipediaにも掲載しておくなど事前の準備がしっかりとしたデマであった。
(ちなみに、実在する大学は「エセックス大学」)

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