【読み方】:デスマーチ

「デスマーチ」とはシステム開発現場における非常に過酷な労働環境を意味する言葉である。

IT業界においてシステムの開発を行う際に、本来ならば有り得ない程の人員不足や短い納期などにより開発者達が過酷な状況に追いやられる状況の事を指す。
オーバーワークになるため体調を崩すメンバーが出ることが多く、その場合更に人員が不足するためより過酷になるという負のスパイラル状態になる。

元ネタはEdward Yourdonの「Death March: The Complete Software Developer’s Guide to Surviving “Mission Impossible” Projects」という本において混乱したソフト開発現場を「デスマーチ(death march)」と定義したこと。元々は軍隊での過酷な訓練に使用されていた。