【読み方】:ヨロシクドウゾ
「よろしくどうぞ」とは、野球解説者である関根潤三が中継開始の際に口癖のように言うセリフである。
本来の使い方としては「どうぞよろしく」が正しいはずなのだが、妙な語感からそのまま定着してしまっている。
あまりにも毎回言うため「よろしくどうぞ」発言があったからと言って実況板が盛り上がるわけでもなく、「今日も言ったな」「ああ」程度のやり取りが散見される程度である。
関根潤三は1950年から65年まで活躍していた元プロ級選手で、1970年からはコーチ・監督としても指導をしていた。90年代からは野球解説者として活動中である。
コーチ・監督としては「インテリヤクザ」として評価され、また20年以上も解説者をしていることから、エピソードになる語録が多くある。
2005年12月、両チームとも無得点で8回裏終了といったタイミングでアナウンサーに試合の勝敗はどこで決まるでしょうかと聞かれ「先に点を取った方が有利ですね」と答えたことなどが有名。
当然点を取った方が有利なのだから間違ってはいないのだが、わざわざ言うことでもなかろうということからネットで話題になった。