【読み方】:ミミセンガワリニパチンコダマヲサユウノミミニツメタ

とてもやかましい店だったため、
耳栓替りにパチンコ玉を左右の耳に詰めた。
ところが耳の奥に詰め込んだため抜けない。
耳掻きで取り出そうにも隙間がない。

知人が勤めるある企業の研究室を訪れた。
以前、実験用に超強力な電磁石があると聞いたから。

知人は呆れ返り「簡単に抜けるから、大丈夫」と言う。

装置の磁石の所に、右耳をつけた。電磁石のスイッチを入れる。
言葉どおり、磁石は超強力で、瞬時に磁石に引き寄せられた。
その後、カキーンカキーンという衝突音が研究室に響き渡ったのである。

■解説:
電磁石の力によってパチンコ玉が無事にとれた様に見えるが、カキーンカキーンというい衝突音が響き渡ったということは、左右のパチンコ玉がぶつかったということ。

つまり左耳のパチンコ玉も電磁石にくっついてしまったということになり、それはすなわち脳を突き破ってくっついたということになる。

そこを想像すると怖くなるということで、意味がわかると怖い話として投稿されることが多い話。