【読み方】:コノコハアノトキノコドモデス
537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/01/09(月) 03:46:45
母の友人から聞いた話です。
臨月に入った、ある奥さんが電車に乗った時の出来事。
上品な紳士に席を譲られ、お礼を言って座りました。その紳士が下車する一瞬、紳士の着るスーツの襟に付いた、見覚えのある社章に気付きました。
「主人と同じ会社だ」
帰宅したご主人に事の顛末を話しました。奥さんから聞いた背格好から推定し調べた結果、顔見知りの、別の課の課長さんである事が判りました。
課長さんは「ああ、君の奥さんだったのか。こんな事もあるんだねぇ」と言い、この偶然について驚いていたそうです。
3ヶ月後。
課長さんの自宅に、奥さんの名前で一通のハガキが届きました。赤ちゃんの写真が印刷され、その横にはこう書き添えられていました。
「その節は、ありがとうございました。この子は、あの時の子供です」
その日、課長さんの家は、大変な修羅場と化したそうです。
■解説:
臨月に入った女性が席を譲ってもらった。
その時に譲ってもらったことについて感謝をしようと
ハガキを送ったが、その時の言葉が誤解を生む表現であったため先方で修羅場となってしまったというもの。
席を譲ってもらった時にお腹にいた子供だったという意味であったが、
相手の課長の家の人物としては課長がその人物に産ませた子供であると勘違いをしてしまった。
第三者からすれば笑えるが、当の本人にしてみると笑えないコピペである。