【読み方】:カエレコール

「帰れコール」とはブーイングの一種であり、
野球選手であればグラウンドにいることさえ不快であるから早く退場しろといった意味のブーイングである。

かつてプロ野球の球団を鉄道系の親会社が多く保有していた時代には、
電車の路線沿いに本拠地があることが一般的であった。

そのため電車コールと呼ばれる「○○電車ではよ帰れ!」というコールが定着していた。

今現在でも相手選手がミスをした時に野次を飛ばしたり、
自分の応援するチームの選手がミスをした時に自虐として行われたりすることがあるが、
エール交換が行われるようになった現在では相手の心証を悪くするためあまり多く行われるものではない。

エール交換はシーズンの最終戦に行われることがあり、
広島東洋カープと東京ヤクルトの最終戦におけるエール交換が有名。

2012年のホークス対ロッテの最終戦では、
ロッテファンがエール交換のために待機していたにもかかわらずホークス側からロッテファンに対し
「帰れコール」が行われエール交換を拒否したという事件があった。