【読み方】:ストアドプロシージャ

「ストアドプロシージャ」とはデータベースを操作する一連の手続きをまとめたものである。

ストアドプロシージャでは、SQL文をはじめとし、その他データベース管理システムに対応した構文(分岐条件やループ処理等)を利用して手続きを記述することが出来る。また、ストアドプロシージャ自体をデータベース管理システムに保存しておき、任意のタイミングでそれを実行することが出来る。

この仕組みにより、複数のSQL文を一括で実行でき、また複雑な条件を伴うデータベース問い合わせが可能となる。

そのため、データベースアクセスの処理時間が短縮され、ネットワーク負荷も軽減されるというメリットがある。

また、アプリケーション固有のロジックとデータベースアクセスのロジックを切り離すことが出来るため、例えばデータベースアクセス部のみを取り替えることが容易になり、保守性の観点でも優れている。

ただし、ストアドプロシージャはデータベース管理システムによりその構文が異なるため、汎用性に欠けるというデメリットがある。”