【読み方】:マイグレーション

「マイグレーション」とはコンピュータシステムが保有する情報資産を、別のシステム環境に移行することである。

この場合の情報資産とはデータベースに格納されている各種データを始め、
アプリケーションソフトや時にはOSそのものを指す場合もある。

マイグレーションを行うタイミングは、
主に老朽化したハードウェア資産を新規のものに取り替える場合や、
新しいOSに切り替える場合、また、ハードウェアやソフトウェアの開発元(提供元)のサポート切れによる場合などがある。

古いコンピュータ言語で構築されたシステムを別の新しいコンピュータ言語で構築し直すケースもマイグレーションの一つである。

なお、既存のメインフレーム上で構築されたシステムを、
機能を変更せずオープン系システムに移行する場合は、特にレガシーマイグレーションと呼ばれる。